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屋外喫煙所を設置する際に注意するべきポイントについて解説!

公開日:2021/09/15  最終更新日:2021/11/18

屋外喫煙所を設置するにあたり「どこに設置したらよいのだろう」「何に気をつけたらよいのか」などと気になっている方もいるかと思います。ここでは、屋外喫煙所を設置する際に注意すべきポイントを解説しているため、設置場所の候補や屋外喫煙所の利点・リスクを知ることにお役立ていただけると幸いです。

屋外喫煙所の設置が必要な場面

屋内ではなく屋外にしか喫煙所を設置できない場合があります。屋外喫煙所の設置が必要となる場面について見ていきましょう。

学校・病院・行政機関などで喫煙所を設置したいとき

学校・病院・行政機関の庁舎などの施設では、原則敷地内すべてで喫煙が禁止されています。しかし、以下に挙げる条件を満たす喫煙場所に限り、屋外でのみ喫煙所を設置することが可能です。屋外喫煙所の設置が可能な条件は以下のとおりです。

・禁煙場所と喫煙場所が区画されていること
・喫煙可能な場所である旨を記載した標識が掲示されていること
・施設の利用者が通常は立ち入らない場所に設置されていること

つまり、学校・病院・行政機関などで喫煙所を設けたい場合は、上記の条件を満たすように屋外喫煙所を設置する必要があります。ただし、東京都では保育所・幼稚園・小学校・中学校・高校は屋外であっても喫煙所の設置が条例で禁止されているので注意してください。

飲食店・商業施設などで屋内の喫煙専用室の設置が難しいとき

飲食店、商業施設、宿泊施設、事務所、オフィスビル、工場などの施設では、特定の要件を満たした喫煙専用室でのみ、屋内の喫煙が可能となっています。

しかし、屋外の喫煙については規制がありません。そのため、基本的には屋外喫煙所の設置が可能です。屋内に要件を満たすような喫煙専用室が設置できない場合は、屋外に喫煙所を設置する必要があるでしょう。

屋内喫煙所との違い

上記の章で、施設によっては屋内に喫煙所を設置できないことを解説しました。ところで屋内と屋外の違いをご存じでしょうか。環境によっては、屋内か屋外かの判別が難しい場所もあると思います。

実は厚生労働省で、屋内と屋外は厳密に定義されています。喫煙所を設置したいと考えている場所が設置不可能な場所だったとならないために、屋内と屋外の違いを確認しておきましょう。

屋内喫煙所と屋外喫煙所の違い

厚生労働省が掲げている「職場における受動喫煙防止のためのガイドライン」には、次のように屋内と屋外が定義してあります。

屋内とは「外気の流入が妨げられる場所として、屋根がある建物であって、かつ、側壁がおおむね半分以上覆われているものの内部」で、屋外とは「屋内に該当しないもの」とのことです。

つまり、屋根があって、側面もほとんど壁に覆われているような場所に設置してある喫煙所は「屋内喫煙所」と判断され、屋根がなかったり、屋根があってもほとんど側面の壁がなかったりするような場所に設置してある喫煙所は「屋外喫煙所」ということになります。

屋外喫煙所を設置する利点とリスク

屋外喫煙所は「閉鎖系」と「開放系」の2つに大きく分類されます。閉鎖系とは、ブースのように全体が屋根と壁で覆われており外と完全に隔離されているものです。開放系とは、屋根のみ、囲いのみのような外と完全には隔離されていないものになります。

「閉鎖系」の屋外喫煙所と「開放系」の屋外喫煙所それぞれの利点とリスクについて見ていきましょう。

閉鎖系の屋外喫煙所の場合

利点
閉鎖系の屋外喫煙所の一番の特徴は、喫煙所の外へたばこの煙が漏れにくいことでしょう。換気装置を適切に使うことで、たばこの煙をかなりシャットアウトでき、喫煙所外への影響が少なく済みます。また、喫煙者にとっても、閉鎖系の屋外喫煙所であれば、天気や風の強さに影響されず、快適に喫煙時間を過ごすことができます。

リスク
閉鎖系の屋外喫煙所の場合、喫煙所内の空気を外へ排気する装置や、喫煙所内の空気を管理する空気洗浄機などを設置しなければならないため、設備費用の負担が大きくなります。開放系に比べて費用がかかることに注意しましょう。ただし、閉鎖系の屋外喫煙所に限り、設置費用の一部について助成を受けられる「受動喫煙防止対策助成金」の制度があります。詳しくは厚生労働省のホームページに掲載されているので、申請対象になるのか確認されるとよいでしょう。

開放系の屋外喫煙所の場合

利点
開放系の屋外喫煙所の利点は、収容人数に柔軟性があること、また、閉鎖系と比べて設置費や維持費が安く済むことなどが挙げられるでしょう。外気がたばこの煙を速やかに減少してくれるので、換気装置などのコストを抑えることができます。

リスク
開放系の場合、やはり完全には隔離されていないため、たばこの煙が通行人や、風向きによっては屋内に流入してしまい受動喫煙になる可能性があります。苦情などにつながることもあり、注意が必要です。また、喫煙者にとっては、開放系の喫煙所だと天候に影響を受けやすいため、天候を気にしながらの使用になるでしょう。

屋外喫煙所を設置する際に注意するべきポイント

屋外喫煙所を設置する利点にくわえ、リスクがあることも見てきました。このリスクをできるだけ最小限に抑えるために知っておきたい注意点や、その他に屋外喫煙所を設置するにあたり注意すべきポイントを確認していきましょう。

設置場所と喫煙所の構造に注意(閉鎖系・開放系共通)

まず設置場所については、たばこの煙の滞留・建物内への流入を防ぐため、建物の軒下や壁際、建物の出入口付近の設置は避けましょう。屋根や壁・排気装置については、たばこの煙を建物とは反対側へ逃がすような構造にしておくことがポイントです。

また、換気の面とは別に、火災予防対策や労務管理の一環として、外から喫煙所の内部が見えるような構造にしておくこともよいでしょう。閉鎖系であれば、窓を付けたり壁の一部を透明にするなどの方法が考えられます。

「閉鎖系」の屋外喫煙所でとくに注意が必要なこと

閉鎖系の屋外喫煙所はほとんど隔離されていますが、出入口の開閉時にたばこの煙が漏れる可能性があります。

喫煙所内の灰皿の位置を出入り口から離したり、排気装置の配置に注意しながら、出入口の開閉時にたばこの煙が漏れにくい仕組みにしたりしておきましょう。同時に、閉鎖系では消防法や建築基準法などの法令との関係にも注意が必要です。

「開放系」の屋外喫煙所でとくに注意が必要なこと

開放系では、外から完全に隔離はされていないため、設置場所にはより注意が必要になります。建物の出入口や窓の付近はもちろんのこと、通路や休憩場所などの人の往来が多い場所からは、できるだけ離れた場所に喫煙所を設置するようにしましょう。

また、比較的風向きが安定している場所や、建物の出入口から見て風下側にあたる場所があれば、喫煙所の設置場所に向いているといえるでしょう。

 

屋外喫煙所の設置では、たばこの煙が外へ流れることを防ぐために、設置場所や排気装置、内部の構造などに注意が必要なことがわかりました。また、喫煙する側にとっても快適な空間となるように空調管理などの対策も必要です。屋外喫煙所の設置に不安がある場合は、喫煙所の設置業者に相談してみるのもよいかもしれません。さまざまな注意点がありましたが、非喫煙者も喫煙者も快適に過ごせるような空間を目指していけるとよいですね。

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