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電子・加熱式たばこの副流煙に害はある?紙巻との違いについても解説!

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/05/11


以前はたばこといえば紙巻でしたが、近年は電子たばこや加熱式たばこが普及してきました。健康面への配慮から法整備も進み、健康志向が高まるなか副流煙を気にする方は増えていますが、電子たばこや加熱式たばこの副流煙についてはよく知らないという方も多いでしょう。今回はたばこの種類ごとの特徴や副流煙の影響についてご説明します。

たばこの種類ごとの特徴

たばこというと昔からお店や自動販売機で売られている紙巻きたばこを最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。また最近では加熱式たばこなど新しいスタイルのたばこも定着してきてよく見かけるようになりました。ここでは一般に市販されているたばこの種類と特徴についてご説明します。

■紙巻たばこ

普段からよく見かける昔からある最もオーソドックスなたばこです。細かく刻んで乾燥させた葉たばこを紙で筒状に巻いたもので、先端に火をつけ、口元のフィルターを通して煙をたのしみます。葉たばこの種類やブレンドの仕方によって風味が異なるほか、フィルターの種類でも味わいが変わります。

たばこ本来の味や香りを最も愉しめることが特徴ですが、その味や香りを調整、強調し、特有のにおいを抑えるために香料が使われることもあります。またフィルターにマイクロカプセルを組み込むことでフレイバーを楽しめるたばこもあり、あらゆる嗜好に対応できることも特徴です。

■加熱式たばこ

紙巻きたばこ同様葉タバコを使用しているのでたばこ本来の味や香りをたのしむことができます。葉たばこを直接燃やすのではなく、葉たばこを詰めたカプセルを加熱することで発生する蒸気(ベイパー)をたのしむタイプのたばこで近年普及が進んでいます。従来の紙巻きたばこと違い煙やにおい、灰が出ないため周囲への影響が少なく、葉たばこの成分が含まれている蒸気を吸い込むことで紙巻きたばこを吸っているのと同じような効果を得ることができるのが人気の秘訣です。

加熱式たばこには低温で加熱するタイプと高温で加熱するタイプの2種類がありますが、このうち低温で加熱するタイプは葉たばこを直接加熱せず液体(リキッド)を加熱することで霧化させて、葉たばこを通過させるという仕組みです。また高音で加熱するタイプは葉たばこをヒーターで直接加熱しますが、いずれのタイプも専用の機器が必要となります。

■電子たばこ

加熱式たばこと似ていますが電子たばこは葉たばこを使用しておらず、専用の機器内またはカートリッジ内の液体(リキッド)を加熱することで発生する蒸気(ベイパー)をたのしむタイプのたばこです。2003年の登場以降欧米を中心に世界中に普及しており、今後も更なる普及が見込まれます。

世界的に見るとリキッドにニコチンが含有されているものも普及していますが、日本では一般的ではありません。電子たばこという名称で呼ばれていますがたばこ葉を使用していないため厳密にはたばこではなく、日本ではたばこ製品として販売されておらず、リキッドにニコチンを含む場合は医薬品、ニコチンを含むリキッドを吸引する機器は医療機器とみなされています。

電子・加熱式たばこの副流煙に害はある?

加熱式たばこは直接燃やさないものの葉たばこを使用しているため副流煙にもニコチンを含みます。また、電子たばこにはリキッドにニコチンを含むタイプのものもあるため副流煙にも注意が必要でしょう。ここでは一見するとわかりにくい電子・加熱式たばこの有害性についてご説明します。最初に加熱式たばこから見ていきましょう。厚生労働省の見解によると、加熱式たばこ喫煙時の室内のニコチン濃度が紙巻きたばこより低いとされていますが、加熱式たばこは主流煙に紙巻きたばこと同じくらいのニコチンを含有する製品もあるとしています。

また、主流煙に含まれる発がん性物質については紙巻きたばこよりも加熱式たばこの方が少ないという見解です。実際に加熱式たばこによる副流煙の受動喫煙の影響を調査した結果によると、換気システムのない狭い空間という同一条件で室内ニコチン濃度を比較した場合、加熱式たばこの方が紙巻たばこよりニコチン濃度が低いという結果が出ています。しかしながらニコチンが含まれていることには変わりがなく、販売期間もまだ浅いため長期的にみた健康への影響についても正確なデータがない状況です。紙巻きたばこ程ではないにしろ、加熱式たばこも喫煙者や受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できないでしょう。

一方で電子たばこについてはどうでしょうか。電子タバコは加熱式たばこと違って葉たばこを使用しておらず、日本で出回っているものはリキッドにニコチンが含まれていないタイプが一般的なため、副流煙による被害もあまりないように思われます。しかしニコチンを含まないと表示して販売している電子タバコの内、実際にはニコチンが含まれる製品があったと独立行政法人国民生活センターが発表しており、含有量についてはまだ信頼できる状況にありません。

また、葉たばこにはない各種化学物質が添加されたリキッドがどの程度人体に影響を及ぼすかということもまだわかっていません。さらに加熱式たばこ同様販売期間が短く、長期的にみた健康への影響についてはデータがないため、他のたばこ同様分煙による受動喫煙の防止を検討しておいた方がよいでしょう。

企業側は適切な分煙対策で喫煙者・非喫煙者双方が働きやすい環境づくりを

健康増進法が改正され2020年4月に全面施行されましたが、加熱式たばこや電子タバコはその対象となるのでしょうか。ここでは法律に基づいた適切な分煙対策についてご説明しますので、喫煙者と非喫煙者が共に働きやすい環境を整えることにお役立てください。加熱式たばこは葉たばこを使用しているためたばこ製品であり、改正健康増進法が適用されます。紙巻きたばこと比べるとニコチンの含有量は少ないものの確実に含まれているので、喫煙する場合は喫煙室を利用することが義務付けられています。

ただし、紙巻たばこと違って指定たばこ専用喫煙室で喫煙することも可能です。指定たばこ喫煙室とは指定たばこ(加熱式たばこ)のみ喫煙可能な喫煙室で、紙巻きたばこに対応した喫煙専用室と同じく施設の屋内に設置できます。20歳未満の者は入室できませんが、専用喫煙室と違って喫煙室内での飲食が可能などできることの範囲が広くなります。電子たばこはたばこ製品ではないため、健康増進法は適用されません。そのため基本的には飲食店などでも分煙スペース以外の場所での喫煙が可能です。

しかしながら、電子タバコの成分については、ニコチンの成分表記がないにもかかわらず検出された事例があるように、現状は充分信用に足る状況とはいえないので注意が必要です。一般的には加熱式たばこも電子タバコもたばこを吸わない人から取っては区別がつきにくく、その成分等についても知識が少ないと想定されるため、共有のスペースでは吸わないことが望ましいでしょう。電子タバコの対応について現状は過渡期ともいえ、今後は成分表示や喫煙室についてのルールが厳しく変更されることも考えられるでしょう。

 

加熱式たばこや電子たばこは見た目の印象から紙巻きたばこに比べて身体への害が少なそうに見えますし、実際にニコチンの含有量は少ないですが無害ではありません。また、長期の使用下での人体への影響も未知数です。法律に基づいた正しい分煙の方法を理解し適切な喫煙スペースを設けることはもちろん、同じスペースを共有する誰もが心地よく過ごせるよう、喫煙者一人一人がマナーを守ることを心掛けましょう。

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