第4位 日鉄鉱業(PLASMA’Σ)

企業情報 |
住所:東京都 千代田区 丸の内2-3-2郵船ビル6F お問合せ:03-3216-5321 お問い合わせフォームはこちら |
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料金体系 | 買取・リース(月額支払いの貸出し) |
換気扇風量 | 1100m2/h程度※設置場所の状況によって左右される。 |
設置実績 | 記載無し・不明 |
TVOC除去率 | プラズマダッシュ:95%以上 |
消費電力 | プラズマダッシュ:100W~500W |
サイズ | プラズマダッシュ:W600×D348×H1,105~W800×D450×H2,000 |
おすすめポイント | 粉塵除去に力を入れており、環境対策にも強い関心 |
最後となるランキング4位に紹介するのは、「PLASMA’Σ(プラズマダッシュシグマ)」をはじめとするプラズマ分煙ブースを手がけている「日鉄鉱業」です。この会社は、主に環境に関連した機器を手がけているようです。
工業において発生する粉塵への対策は、同時に環境汚染に対する取り組みにもなり得ます。だから、この企業自体も環境に対してとても強い関心を持っているようです。
その一環として、タバコの煙による健康被害への対策にも目を向けており、そのためにプラズマシグマをはじめとする分煙対策のためのサービス提供も行っているようです。おそらく、分煙に対する取り組みは、今後さらに力を入れていくことが期待できるかと思われます。
「環境・衛生」をテーマに集塵分煙に取り組んでおり、ノウハウは確か
この日鉄鉱業が掲げているテーマは「環境・衛生」となっています。一見それほど関係がないように思えるこれらふたつのテーマですが、決してそのようなことはありません。
環境にとってよくないものは、人間の衛生にとっても決してよくないのです。たとえば、ホコリだらけの人間にとって息がしづらい環境は、他の動物にとっても呼吸がしづらいはずです。
そうした状況を改善するには、清掃をはじめとする衛生面での改善が不可欠です。すなわち、衛生を改善することによって、環境もまた改善するというわけなのです。
環境と衛生というふたつの概念が決して無縁でないことがわかりますね。この日鉄鉱業は、そうしたテーマを元に事業に取り組んでいます。
土木工事や建設現場で発生するさまざまな粉塵は、人体の健康だけでなく、大気にとってもまた有害です。そうした有害な物質は人間が発生させているのですから、人間が改善を行わなければなりません。
そんな環境、および衛生対策のための集塵機を、この日鉄鉱業は手がけています。分煙もまた、同じ概念と言えるかもしれませんね。
プラズマ脱臭分煙機で、煙と臭いの両方をシャットアウトしてくれる
■ プラズマ脱臭が特徴
この日鉄鉱業が提供している分煙のためのシステムが、「プラズマ脱臭分煙機」なるものです。公式HPによれば、「プラズマダッシュスリム」や「プラズマダッシュコンパクト」など、サイズや用途が異なるものが多数販売されており、オフィスの環境や状況に合わせたものが選べるようになっています。
この機械について調べていて気になったのは、「プラズマ脱臭」というのがいったいどういうものなのかということです。プラズマというのはどうやらガスの一種のようで、イオンや電子を大量に含んでいるという特徴を持っているようです。
プラズマによる脱臭というのは、このプラズマ中に含まれている電子やイオンに直接臭気を通過させることにより、臭気の成分そのものを分解させてしまうといった効果が期待できるようです。
■ プラズマの力で臭いと分解成分を除去
このプラズマ脱臭というのは直接的な効果が期待できるだけでなく、効果自体の寿命の長さや殺菌作用などが期待できます。日鉄鉱業のプラズマ脱臭分煙機は、こうした電子の働きによって煙の臭いをシャットアウトするだけでなく、タバコの煙自体に含まれているニコチンなどさまざまな有害成分を抑制する効果が見込めるようです。
これによって、かなり多くのタバコの煙も無害化することができるとのことでした。
一部のパッケージ分煙室は排気ダクト等の設置工事不要となっている
また、このプラズマ脱臭分煙機は、用途によってさまざまな種類が取り揃えられているのも便利なポイントと言えるかもしれません。企業によってはその規模やオフィスの場所といったさまざまな事情から、特定の喫煙ブースを導入できないといった事情もあります。
こうした場合、さまざまな用途に応じたものが用意されていると「融通が利く」と感じられますね。日鉄鉱業が用意しているパッケージ型喫煙ブースの中で、とくに利便性が高いと個人的に感じられたのは、「PLASMA’Σ(プラズマダッシュシグマ)」です。
このブースの特徴はさまざまなものがありますが、中でも注目したいのは設置時にダクトなどの排気設備工事を行うといったことが不要であるということです。テナントビルにオフィスを持っている場合、自分たちで勝手に工事を行うといったことはなかなかできませんし、何より工事によって発生する費用や騒音対策が気がかりです。
しかし、ダクト工事不要の喫煙ブースを導入すれば、そうした諸々の理由で工事ができない場所にも導入できる可能性があります。
どちらかと言えば「分煙」よりも「集塵」が事業のメインに思える
この日鉄鉱業に関して気になる点を挙げるとすれば、この業者が最近注目を集めている喫煙ブースをメインとしているというよりも、どちらかと言えば他事業の兼ね合いとして行っているように個人的には思えたということです。たとえばこのランキングで紹介した企業の中には、北欧の分煙マインドを積極的に採用し、分煙のためのブースづくりに対しかなり力を注いでいる業者がいくつか見られました。
しかし、日鉄鉱業の場合、公式HPに掲載されている項目のならびなどを見ても、あくまでも主要な事業は工業分野における「集塵」であり、分煙に関してはどちらかと言えば副次的なものではないかと個人的には感じられました。もちろん、サービス自体が優れていれば、こうした点は問題にはならないのですが、人によってはひょっとすると気になってしまう事柄なのかもしれません。
分煙専門か否かにそれほどこだわりがなければ検討してもよいかも
このランキングで紹介した他の企業と比較すると、この日鉄鉱業の分煙に対する取り組みというのはいささか規模が小さめで、「専門的」というべきではないかもしれません。そういったポイントにこだわりを持たれている方もおられるかもしれませんが、別にそうした点にはこだわらない、サービスや機能性がよければなんでもよいという方にとっては、この業者を検討するといった選択肢もあるかもしれません。
公式HPから資料請求を行うこともできるので、気になるなら行ってみてもよいでしょう。

