喫煙ブースの掃除方法とは?定期的なメンテナンスで清潔な空間を保とう!
喫煙ブースを設置したら、室内をきれいに保ち換気システムを正常に作動させるために定期的なメンテナンスが必要です。エアコンや換気扇同様換気システムがついていても汚れないわけではなく、メンテナンスを怠るとせっかくの喫煙室の利用率が下がってしまうかもしれません。喫煙ブースをきれいに保つための掃除方法などについて説明します。
オフィスに喫煙ブースに設置するメリット
改正健康増進法などの法令整備が進んだことで企業においても喫煙の捉え方に変化が起きており、会社の外やオフィスなどに喫煙ブースを設けることを検討している企業も少なくないでしょう。ここではオフィス内に喫煙ブースを設置することで得られるメリットについてご説明します。
喫煙ブースを設ける最大のメリットは、空間を仕切ることにより非喫煙者と喫煙者の双方が心地よく過ごせる空間を構築できることといえるでしょう。喫煙ブースには壁や天井にきっちり囲われておらず外気の動きで喚気する開放型のブースと給排気システムを搭載した個室仕様の密閉型ブースがあります。比較的に簡単に設置ができてメンテナンスもしやすい開放型のブースを会社の屋外に設置する企業もありなすが、非喫煙者にとっては社内に喫煙が持ち込まれないというメリットがあるものの、喫煙者にとっては寒い日や暑い日、雨の日などにわざわざ社外に出る必要があり不便といえるでしょう。
その点オフィス内に換気システムの整った密閉型のブースを設置した場合は、煙やにおいが漏れることも防ぐことができるため非喫煙者にとっても快適で、喫煙者にとっても気候や気温を気にすることなく移動距離も短くなり利便性が高いでしょう。オフィス内に休憩所を設けるもう一つの大きなメリットとして、リラックスや気持ちの切り替えによる仕事のパフォーマンス向上があげられます。
喫煙者にとっては単に休憩するだけではなく喫煙が最大のリラックスであり切り替えの要素です。気兼ねなく快適に喫煙できるスペースがオフィス内にあることで、仕事へのよい影響も期待できることでしょう。また、オフィスに設置する喫煙ブースの壁をパネルではなくガラスにすることで見られているという意識が働き、長居することなくメリハリの効いた休息タイムにできるというメリットもあります。非喫煙者にとっても喫煙ブースの透明性が高い方が安心でき、双方のトラブル防止にも役立つでしょう。
喫煙ブースは汚れが付きやすい
喫煙ブースは不特定多数の人が頻繁にたばこを吸う場所なので当然ながらたばこの成分による特有の汚れが付着しやすく、放っておくと見た目の汚さや染み付いたにおいが不快なだけではなく、汚れを落とすことが困難になります。この汚れやにおいの原因となるのはタールという物質ですが、ヤニという一般的な呼び名の方に馴染みがあるのではないでしょうか。
たばこの煙に含まれる不完全燃焼が原因で発生する燃焼副産物から一酸化炭素やガス状成分を取り除いた粒子状の成分のことタールと総称します。このタールはニコチンを始めとする多数の有害物質や発がん物質を含んでおり、何と約70種類もの発がんを引き起こす可能性のある物質を含んでいるそうです。加熱式たばこの場合は煙にもクリーンなイメージがありますが、葉たばこを使用しているため紙巻きたばこよりは少ないもののタールが発生します。高音で加熱するタイプの加熱式たばこの場合は紙巻きたばこと同程度タールが発生するものもあるので注意が必要でしょう。
タールにはねっとりとした植物性油脂が含まれており、たばこの煙に乗って広がり壁などに汚れやにおいとなって付着します。粘性が高いためしっかりと張り付き、一度付着すると落としにくい汚れとなるということも覚えておきましょう。
また単に汚れやにおいが不快なだけではなくその成分にはたくさんの有害物質が含まれており、汚れとともに空間にとどまっているため、定期的なメンテナンスが大変重要といえるでしょう。メンテナンス方法としては水拭きや換気、消臭剤などでは汚れもにおいも消えず、タールの汚れの特性を理解した上で適切な清掃が必要となります。
喫煙ブースの掃除方法
ここでは喫煙スペースの清掃方法について、3つのポイントに分けて具体的にご説明します。
■灰や吸い殻などの処理
喫煙ブースの中でも汚れやすく掃除をする頻度が高い場所が、灰皿などの吸い殻や灰を捨てる場所です。周辺の床に落ちた灰や吸い殻も合わせてきれいにしましょう。利用人数が多い喫煙ブースの場合は、1日に複数回の掃除をする必要もあるでしょう。
吸い殻がたまると不衛生で見た目にも不快なため快適な利用ができなくなり、せっかく設置した喫煙ブースの利用率が低下する可能性もあります。また吸い殻が溜まると不衛生なだけではなく、完全に消化しきれていない吸い殻があれば火災の原因にもなるので注意が必要です。
■壁の掃除
喫煙ブースの壁にはたばこの煙に含まれる一般的にヤニと呼ばれるタールによる汚れが付着します。タールは粘り気のある植物性油脂を含んでいるため簡単な水拭きでは落とせないという特徴があり、放っておくと蓄積してますます落としにくくなります。また見た目の汚れだけではなくその汚れの成分には数多くの有害物質や発がん性物質を含んでいるため空間を汚染してしまいますし、蓄積したタール特有のにおいも発生して衣服や髪の毛などに移ることになります。
このような状態を作り出さないようにするには、やはりこまめな掃除が必要となります。ヤニ汚れは油分をふくんでいるためお湯や中性洗剤ではうまく落とすことができず、アルカリ性の洗剤の使用が効果的です。最も一般的なアルカリ性の洗剤といえば重曹で、最近ではセスキ炭酸ソーダやセスキ炭酸ソーダ入りの重曹も一般的になってきました。重曹は汚れを落とす以外にもにおいを落とす効果があり、セスキ炭酸ソーダは重曹で落ちなかったヤニ汚れにも作用します。
使い方は簡単で、指定の分量通りにお湯で希釈しスプレーなどで吹き付けて汚れを浮かせてから拭き取ります。頑固な汚れには濃い目に希釈して対応することもできますし、複数回繰り返すことで落とすことができます。また業務用の強力なアルカリ洗剤やアルカリ電解水はお湯に溶かす手間もなく、効果も強力なため効率よく掃除ができておすすめです。いずれの洗剤を使う場合も分解された汚れが垂れてきて床を汚してしまうので、小さな範囲で少しずつ進めるようにしましょう。
■給排気設備の掃除やメンテナンス
喫煙ブースには煙やブース内の空気と外気を循環させる給排気設備が備わっています。煙が直接触れる場所なので当然ながら煙に含まれるヤニの汚れが付着するので、定期的にメンテナンスしないと性能に影響する可能性もあるでしょう。給排気設備が正常に機能していないとブース内に煙が溜まったり、本来流れる方向とは違う方向に空気が流れたりするなどして分煙機能に支障が出ることにつながります。
また健康増進法においては当然のことですが喫煙ブースは給排気システムが正常に動いていることが重要で、違反した場合は受動喫煙防止に努めていないとみなされ最大で50万円の罰金が科される能性があります。給排気設備の清掃、メンテナンスはブース内の他の場所と違って専門的な知識や道具が必要となります。給排気設備を常に正常に機能させるためには、定期的に専門業者にメンテナンスを依頼するようにしましょう。
喫煙ブースは頑固で有害なヤニ汚れが付着するので、汚れの初期の段階でこまめに掃除をする習慣をつけることが大切です。また給排気設備に関しては、本来の機能を発揮させるために定期的に専門業者にメンテナンスを依頼することが重要です。そうすることでいつもきれいで快適な喫煙ブースを維持でき、喫煙者と非喫煙者が快適に過ごせる分煙環境を提供できるでしょう。
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